巨人・岡本和 「4番はく奪危機」 本人のためにもなるといわれる「理由」とは

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 さらに現実問題としてシーズンも進んでいる。現在は最下位中日に2ゲーム差と迫られている。首位を独走するヤクルトとはだいぶ差をつけられているが、CS争いも見据えると、これ以上離されるわけにもいかない。巨人はこの日のゲームで98試合を消化。残りゲームを考えても、手遅れにならない内に打線のテコ入れを行う必要がある。

 代役4番に浮上しているのは好調をキープしている中田だ。コロナ離脱前にも打撃好調だったが、「復帰戦」となったこの日の試合も5回の二塁打を含め、7回もヒットを放つなどマルチ安打を記録。打率も・277とあげてくるなど、「夏男」が本領を発揮している。中田にとって4番は日本ハム時代にも長く座って経験のある場所。プレッシャーもかかるだろうが、チームのピンチを救う働きが期待されている。

 「原監督はよく辛抱して岡本を起用している」(同)という声もある中で、チームを勝たせるための「最善策」は何になるのか。今後も指揮官の模索する日々が続きそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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