阿部巨人 今季も複数ポジションは当たり前? 日本一への鍵を握る「ユーティリティプレーヤー」とは
岡本は守備力の高さも認められている(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
巨人のオフの積極補強が話題を呼んでいる。
ソフトバンクからは球界屈指の捕手、甲斐拓也を獲得、中日の絶対守護神として活躍したライデル・マルティネス、新外国人野手としては3Aで「トリプルスリー」を記録したこともあるトレイ・キャベッジを獲得。ほかにも投手陣では日米通算197勝をマークしている田中将大、元DeNAの左腕セットアッパー、石川達也など様々な役割を担う選手が集まった。
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一方で課題とされるのは打線強化にもある。昨季は菅野智之がリーグ最多の15勝をマーク、救援陣も12球団トップタイの防御率を記録するなど、「守りの野球」を固めたことで4季ぶりのリーグ優勝に結びついた。
ただ、打線においては特に主砲、岡本和真の後を打つ5番打者が固定できなかったこともあり、なかなか得点力もあがらず。ポストシーズンではCSファイナルS6試合でわずか9得点と貧打がクローズアップされた。
巨人包囲網が予想される今季、打線上積みが求められる中、キーワードとなりそうなのは「ユーティリティプレーヤー」だ。
複数ポジションを守れる選手が増えるほど、打線も組みやすくなり、得点力はあがると見られる。
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