なぜ富永啓生は出場機会を得られなかった?ホーバス監督「マッチアップが噛み合わなかった」【パリ五輪】
「フランスはピックアンドロールでエバン・フォーニエを中心に攻撃を展開していた。だから、彼をそこに投入するのは難しかったと思う」
「ドイツ戦で我々はポイントガードをアンドレアス・オブストに、ビッグマンをポイントガードにつけていた。我々の戦略では彼に多くの時間を与えられなかったし、そこにルイ(八村塁)が入ったことでローテーションはさらに厳しくなった」
もっとも、本人はこの状況でも前向きに取り組んでいたようで、同メディアによると「世界のトップチームと自分たちを比べるのは間違いなく良い経験だった」としている。
「この夏、NBAのチャンスに向けて準備します。自分の夢を叶えてNBAに入れるということを毎日証明しないといけないので、とても興奮しています」
まだ23歳と若い富永。今回の五輪は出場機会に恵まれなかったが、次のロサンゼルス大会は代表の中心として躍動してもらいたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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