打率.714の驚異 現役ドラフト→活躍の「黄金ルート」見えた 開幕1軍まっしぐら、日本ハム24歳が熱い「何でもできるな」

吉田の打撃センスが注目されている(C)産経新聞社
第2のブレイク選手となるか。
開幕まで残り3週間を切った日本ハムで開幕1軍に向け、選手の絞り込みが進んでいる。
【動画】挨拶代わりの一打!吉田がマラーから適時打を放ったシーン
またここにきて猛烈に存在感をアピールしているのは、昨年12月に現役ドラフトでソフトバンクから移籍してきた吉田賢吾だ。
本拠地エスコンフィールドで行われた3月8日の中日とのオープン戦に「7番・三塁」で先発した吉田はいきなり4安打の活躍を見せ、周囲の度肝を抜いた。
捕手登録だが、この日は三塁で出場、2回の守備では失点につながる失策もありながら、その裏の第1打席で相手先発カイル・マラーの変化球を捉えて右前適時打を放つと、圧巻だったのは4回だ。フェンス直撃の二塁打をマークし、パワーを示すと勢いは止まらない。
6回には左前打、8回も中前に運び、この日は4安打1打点と猛アピール。守備でも三塁に続き、6回途中から左翼守備につくなど、フル回転の一日となった。
さらに翌日の9日の試合でも「2番・左翼」で出場。第2打席で走者がいる場面でしっかり右打ちを行い、チームバッティングを示すと第3打席ではこの試合でチーム唯一の安打となる、二塁打をマーク。バットコントロールのたくみさも光った。
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