「菅野君の穴はこの若いピッチャーたちで埋めていける」桑田2軍監督から名指しされた "チルドレンの名前"
さらに注目は来季が高卒6年目シーズンとなるドラ1右腕の堀田にもある。
堀田は今季、キャンプ、オープン戦を通じてアピール。開幕後はリリーバーとして存在感を発揮すると、シーズン途中には先発にも挑戦。今季は先発、中継ぎ17試合に登板して3勝3敗、防御率2.45をマークした。
堀田といえば、トミー・ジョン手術を乗り越え、入団時から桑田氏から潜在能力の高さを認められ、同じくトミー・ジョン手術組の山崎とともに先の投手王国を支える逸材として期待を集めてきた経緯もある。
身長186センチから繰り出される150キロ超の球威あるストレートとフォークのコンビネーションで知られ、来季は再び先発として、ローテーションの軸を務められるか、期待が高まる。
さらに左腕の横川も今季は12試合に登板して3勝1敗、防御率0.94と高いパフォーマンスを示した。制球力も高まり、井上とともに左腕王国を築けるか。
同じく名前があがった西舘、又木もともに今季は先発マウンドを託されるシーンもあるなど、経験を積んで、さらに上積みが期待される。
今季4年ぶりのリーグ優勝を果たしたチームでは投打ともにヤングジャイアンツの活躍も光った。目指すリーグ優勝、日本一への道で今回名前が挙がった選手たちはどんな躍動した姿を見せてくれるのか。楽しみにしたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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