【日本ハム】今季8試合登板 わずか1勝のサブマリン…”恩師”である指揮官のため巻き返しを目指す
昨季は24試合に登板、その内12試合に先発し6勝を挙げるなど、ローテーションピッチャーとしての素質はあるものの、チーム事情も絡み、リリーフとしても活躍。飛躍を誓った今季も同様の起用法となった。
日本ハムにおいては先発陣の層が厚い。開幕投手を務めた伊藤大海、左腕の加藤貴之、FA移籍の山崎福也の3本柱が規定投球回に到達するなどしっかり試合を作り、さらに大卒2年目シーズンとなった金村尚真が続いた。ほかにも北山亘基、育成から支配下となった福島蓮、助っ人のドリュー・バーヘイゲンなど、他球団垂涎の先発陣のラインアップとあって、鈴木だけではなく、ほかの投手も先発、リリーフと役割を変えつつ、シーズンを送る選手も多かった。
一方、鈴木といえば、ブレイクのきっかけとなったアンダースローは新庄監督の勧めで取り入れた経緯がある。それまで伸び悩んでいた右腕にとってこれが転機となり、才能が開花していった。
1軍を支える投手陣が好調だったこともあり、今季はなかなか出番が回ってこなかったが、貴重なアンダースロー投手として来季は恩師のためにも再び存在感を示したいところ。パ・リーグ強打者相手にどんなピッチングで抑えていくのか、引き続きの活躍を期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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