“ひまわりパフォ”も「やりたくなかった」 元ド軍キアマイアーが球界の祝福セレブレーション横行に苦言「見るに耐えない」
大谷が浴びせられたことで日本でも話題となったドジャースの“ひまわりパフォーマンス”。(C)Getty Images
ドラマチックなメジャーリーグの世界で多くの経験を積んだ。だからこそ、昨今の野球界における“ある風潮”に名手は意見をせずにはいられなかった。
「ヒットを打った後のダンスは正直言ってやりたくなかった。きつかったよ」
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赤裸々な想いを打ち明けたのは、24年シーズン限りで現役を引退したケビン・キアマイアーだ。4度のゴールドグラブ賞を手にした名手は、米ポッドキャスト番組『Casa De Klub』で昨今の野球界で当たり前のように“祝福パフォーマンス”に持論を展開した。
彼が最後に在籍したドジャースでもヒットを放った後には両手を上げ、片側のお尻をクイッとひねる、独特のポーズを見せるのが定番化。さらにホームランを打った後には、ひまわりの種を投げる行為がお決まりのパフォーマンスとなった。
他球団を見ても日本代表外野手のラーズ・ヌートバー(カージナルス)の「ペッパーミル」など統一したセレブレーションをするチームは少なくない。SNS隆盛の時代において、ネットミームにもなることを考えれば、必然の流行ではある。
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