打率.404でなぜベンチ? 韓国メディアが“至宝”キム・ヘソンの控え扱いに反発「4割打者を腐らせるなんて…」

ベンチで戦況を見つめるキム・ヘソン。(C)Getty Images
タレントの宝庫と言えるドジャースで、“韓国の至宝”キム・ヘソンが存在感を強めている。
先月3日にトミー・エドマンやテオスカー・ヘルナンデスの離脱に伴ってメジャー昇格のチャンスを得た26歳は、一気に覚醒。現地時間6月6日のカージナルス戦終了時点で打率.404、出塁率.436、OPS.994と目覚ましい成績を残している。
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ただ、これだけのハイアベレージを残しながら、出場機会に恵まれていない実情も浮かび上がっている。キム・ヘソンは現地時間6月3日のメッツ戦を最後に出場はゼロ。ベテラン右腕ソニー・グレイが先発となった6日のカージナルス戦は、「相手先発が右腕の時に起用」という傾向にも合致していたが、チャンスは最後の最後まで巡ってこなかった。
こうしたドジャースの起用法に苛立ちを露わにするのは、キム・ヘソンの母国だ。
韓国メディア『OSEN』は「メジャー昇格以降、3試合連続での欠場は初めてだ。懸念された右足首の状態も深刻ではないが、キム・ヘソンはメンバーから除外されている。『4割打者』をベンチに腐らせるなんて……」と嘆き。さらに「冷静に控え選手としての扱いを受けている」と伝えた上で同メディアは、こうも続けている。
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