マイナー降格は目前か…スタメン激減のキム・ヘソン、母国メディアは先行きを不安視「メジャーにとどまり続けるとは断言できない立場だ」

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韓国の新星が窮地に立たされている(C)Getty Images

 ドジャースのルーキー、キム・ヘソンは現地時間5月3日のメジャー初昇格以降、巧みなバットコントロールや思い切った走塁で、チームの勝利に貢献する活躍をみせていた。だが、5月が終わりを迎えようとしている現在、出場機会が減少。メジャー生き残りへの正念場を迎えている。

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 ここ10試合中6試合でグラウンドに立っているものの、スタメンは僅か3試合。それ以外は代打、代走でのプレーだった。現地時間5月28日まで行われた、敵地でのガーディアンズ3連戦では2戦目に先発起用されたものの、初戦、3戦目はいずれも出場機会が無く、試合終了までベンチで戦況を見守っていた。

 昇格当初は相手チームの先発が右投手だった際、キム・ヘソンがスタメンに名を連ねていたが、最近では相手投手に関係なく、ラインナップから外されるケースがみられている。デーブ・ロバーツ監督の起用法に変化が表れていることは明らかだ。

 この状況を受け、背番号6の先行きを不安視する声も上がり始めており、母国メディア『スポーツ朝鮮』では5月29日、「キム・ヘソンがなかなか出場機会を得られていない。今後もメジャーリーグにとどまり続けるとは断言できない立場だ」などと報じている。

 同メディアは、「今では、相手先発が右腕でも外されるケースが増えてきている」とキム・ヘソンの現状を伝えており、チーム内での位置付けにも言及。「デーブ・ロバーツ監督はキム・ヘソンを守備固めや代走以上には見ていないようだ」と指摘する。

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