同僚キム・ヘソンが証言 中0日投球を実現させた山本由伸の“休日”「自分が練習をしに行くと、もう彼がいるんだ」
山本と「ドジャースで一番親しい」と明かしたキム・ヘソン(C)Getty Images
今秋のポストシーズンで球界関係者の度肝を抜いた山本由伸(ドジャース)の快投。その余波はお茶の間にも広まり、「山本フィーバー」を巻き起こした。
快投に次ぐ快投だった。とりわけ圧巻だったのは、ワールドシリーズでのピッチングだ。第2戦で105球を投げて完投勝利を挙げた山本は、第6戦も6回(96球)を投げて1失点と好投。そして迎えた最終第7戦にも“超異例”の中0日で9回途中から登板。2回2/3無失点と魂のリリーフを見せた。
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MLBでは2001年のランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)以来となる同シリーズ計3勝を挙げた山本。加えて防御率1.02、WHIP0.68、被打率.169と圧巻のスタッツを記録し、日本人投手初のシリーズMVPを獲得した。
約1週間で計235球を投じた。その鉄腕ぶりに米メディアが「間違いなく地球上で最高の投手だ」(『Dodgers Nation』)と称えれば、現役のMLB投手からも「理解不能だ。全くもって信じられない」(カブスのジェイムソン・タイオン談)と賛辞が相次いだ。
まさに伝説となった背番号18の姿は、同じアジア人としてドジャースの世界一を経験した同僚からも羨望の眼差しが向けられた。
現地時間11月9日に韓国のニュース局『JTBC』の番組に出演したキム・ヘソンは、同学年である山本に対する尊敬の念を語った。






