不振→マイナー降格は「行きたくない」 ド軍キム・ヘソンが胸中告白 今春の打撃改造に“本音”「戻したいと思うことはある」
「もちろん、行きたくはないし、行かないことを願っていました……。でも、正直なところ、行くこともあるだろうなとは思っていたので、それほど失望感はなかったですね。願っていたわけではないですけど、プランの中にありましたから」
すべてが未知となった新天地でのキャンプ。その中で打撃フォームの改造という新たな取り組みにも着手したキム・ヘソンは、「前の打撃フォームに戻したいと思うことは良くある。あるんですけどね……」とポツり。ただ、折れているわけではない。今は腹を据えて己の進化に向き合っている。
「前のフォームに戻したとしても、打てるという保証はない。これからも僕は野球を続けなきゃいけないし、少なくとも今はアメリカで野球ができる場所があるので、より良い方向に行くために粘り強くやらないといけない」
もっとも、今季中に昇格する希望がないわけではない。アメリカでの開幕を迎えているドジャースは、キケ・ヘルナンデスが胃腸炎によって離脱。さらにいぶし銀のクリス・テイラーが不振によって成績が低迷。ユーティリティープレーヤーが必要となる可能性は高まっている。
果たして、26歳に吉報は舞い込むのか。「確実に野球のレベルが高い」と語る名手は、その時に向けて過酷なマイナーで牙を研ぐ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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