キム・ヘソン、ドジャース“生き残り”へのポイントは 米記者「強力な左投手には苦しめられるだろう」
キム・ヘソンがドジャースに生き残るポイントとは(C)Getty Images
ドジャース1年目を終えたキム・ヘソンについて、来季生き残るために必要なポイントをドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が伝えている。
同メディアは「ドジャースのユーティリティプレイヤーであるキム・ヘソンは、奇妙な状況で2026年を迎えようとしている。というのも、MLB生活を最高の形でスタートさせたにもかかわらず、レギュラーとして先発ラインナップに定着することができなかったからだ」と言及した。
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さらに、「メジャー昇格後の最初の1か月は率.422、OPSは1.000を超える驚異的な数字を記録したが、シーズン後半までその結果を維持することはできなかった。オールスター明けのOPSは.364と低迷し、最終的なシーズンOPSは.700をわずかに下回る形で終えた」と指摘している。
26歳のキム・ヘソンは今季、71試合で打率.280、3本塁打、17打点、OPS.699、13盗塁はチーム3位の成績だった。
米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は、キムがチームに生き残るためには、来年の春季キャンプ(スプリングトレーニング)でのパフォーマンスがカギを握ると見ているようだ。
同記者は、キム・ヘソンの「明確な欠点」として「ゾーンの下に外れる球を追いかけすぎる傾向があり、それを補えるほどストライクゾーン内でのコンタクト率が高くない。強力な左投手には苦しめられるだろう」と見解を述べ、今季は対戦が少なかった左投手に苦戦する可能性を示唆した。





