大谷翔平の二刀流復活によってド軍に「必要」 韓国メディアが指摘する打率1割台で窮地のキム・ヘソンに残る“生きる道”

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鳴かず飛ばずの春を過ごすキム・ヘソン。一部でマイナーでの再計画も唱えられているが……。(C)Getty Images

シビアなマイナー行きの見通しも

 どうにも数字は上向かない。ドジャースのキム・ヘソンだ。

 今オフにキウム・ヒーローズからポスティングシステムを利用したキム・ヘソンは、28、29年に球団オプションが付帯する3年総額1250万ドル(約19億6250万円)の契約を締結。佐々木朗希とともに大きな期待を持たれた中で“銀河系軍団”の一員となった。

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 レッズに移籍したギャビン・ラックスの後釜として、正二塁手としての定位置確保の活躍が期待されたキム・ヘソンだったが、さっそく壁にぶつかった。ここまで9試合に出場しているオープン戦では現地時間3月1日のジャイアンツ戦で今春1号こそマークしたが、打率.158、出塁率.273と低迷。昨季のKBO(韓国プロ野球)リーグでわずか10.9%だった空振り率も36.4%に上がり、自慢の巧打力を発揮できずにいる。

 無論、わずか22打席でのスモールサンプルに過ぎないが、平均球速がKBOリーグよりも5キロも早いMLBの投手たちに対する苦戦は否めない。「簡単にはいかない」と猛省する本人も打撃フォームの修正にも取り組むが、抜本的な事態の改善には至っていない。

 一部ではマイナーでの本格的な再調整を指摘する声もある。そんな苦境にもかかわらず、韓国メディアではキム・ヘソンが「ドジャースに必要」と唱えている。

 国内外のありとあらゆるニュースを取り上げている『is Plus』は「米メディアは彼の打撃能力に疑問を呈し、マイナーでの実戦経験を積ませる見通しを立てている」と26歳の逸材野手の置かれるシビアな現状をリポート。その上で、「その見通しは当然だ。しかし、キム・ヘソンは今のドジャースに必要な能力を備えている」と断言した。

 たしかに守備で複数ポジションを守れるマルチ性はあるが、打率1割台のルーキーが、強打者が居並ぶドジャースになぜ必要なのか。同メディアは、その理由として、大谷翔平が取り組む二刀流完全復活によって生じる盗塁減少の可能性を指摘した。

 昨季にシーズン59盗塁を達成した大谷だが、投手としての本格的な復帰を目論む今季は、負担と故障のリスクを考慮して盗塁を強行する機会が減るとみられている。そこにキム・ヘソンが生き残る道があるというのだ。

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