SB激震!今季が千賀のラストシーズン?エースのメジャー流出危機で懸念される「弱体化」

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 一方、痛いのはソフトバンクだろう。エースの流出は本人の権利取得にからんで仕方がないこととはいえ「千賀以降」が育っていない現状がある。「育成の星」として、6年連続で2桁勝利をあげるなどチームを支え続けてきた絶対エースが抜けることでチームに与える影響は計り知れない。

 昨年は4位と8年ぶりにBクラスに沈んだ。常勝軍団復活を掲げて、藤本新体制で臨んだシーズンだが、ここまで苦戦を強いられている。最近では千賀のコロナ感染、主力のグラシアルも座骨痛のため登録抹消。「痛いなんてもんじゃない」と指揮官も頭を抱える。

 世代交代を進めるという至上命題もありながら「藤本監督はこれまでファームの監督を務めるなど、若手の底上げを期待されて昇格しましたが、期待株のリチャードなども思ったように伸びていません。主力の故障も重なり厳しい状況です」(放送関係者)

 チームはV奪回を目指し、首位の西武を3ゲーム差で追うなど、混パの真っ只中にある。千賀はコロナ陽性となったことで、回復までに時間も必要。海外FA権を無事、取得できるかも含め、その動向に今後も注目が高まりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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