不振の千賀滉大は自らメジャー復帰に「追試」を選択 マイナー戦終了により打者相手の実戦形式登板で調整へ
「健康面では、彼は100%元気です。それが問題ではない。それが投球フォームのメカニックの問題か、パフォーマンスの問題なのか、彼の中では一致していないし、我々も助けにはなれていない」
メッツのカルロス・メンドーサ監督は『ESPN』の取材に苦渋の表情で答えたという。
チームはワイルドカードでのプレーオフ進出圏内を進み、一時の不振は脱している。昨年届かなかったワールドシリーズ進出へ、千賀が本来のパフォーマンスを取り戻せば、これ以上の切り札はいないのは確か。レギュラーシーズン最終カードとなるマーリンズ戦の間に、千賀のメジャー復帰が検討される可能性は高いという。
ぶっつけ復帰にも関わらず、昨年のプレーオフではフィリーズとの地区シリーズ、ドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズと、計3度もマウンドに上がった。秘めるポテンシャルは高いだけに、メッツ首脳陣も諦めきれず、ぎりぎりまで見極めが続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】起用法議論で噴出した“大谷ルール”への異論 元MLB捕手が反発「一人のために野球を永遠に変えるわけにはいかない」
【関連記事】「1イニングでは結果オーライも」阪神161キロ右腕の育成法に“提言” 名伯楽「ファームで3、4イニング投げた方が早く良くなる」
【関連記事】「はるかに坂本勇人よりすごい選手になると思った」元巨人2軍監督がロマン砲に示した"後悔"「ジャイアンツで伸びてほしかった」






