「阪神外れ外れ1位・近本」はドラフト当日、世間から低評価だった 再評価される猛虎スカウトの慧眼
しかし、その後の活躍についてはここに記すまでもありません。
ドラフトの正しい評価は会議当日でなく、5年後、10年後に分かる――というのも頷ける話です。
「メディアもドラフトマニアも、甲子園や東京六大学のスターを過大評価する傾向があります。有名選手を獲得した球団の評価は高いし、年齢を重ねた大卒社会人選手を上位で獲得すると『育てる気があるのか!』といった声が出てきてしまう。でも大切なのは、チームの戦力になれるかどうか。名より実を取った阪神のスカウトの眼力は、再評価されてしかるべきでしょう」(前述のライター)
現在、開催中の都市対抗野球大会でも「負けたら終わり」の一発勝負で、必死のアピールを続ける男達が奮闘しています。
その中から、確かな逸材を発掘できるか。
東京ドームに陣取るスカウトたちの「眼」に、期待したいところです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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