ロッテの大砲・山口航輝が復帰3試合目で今季2号!吉井理人監督が期待する理由とは?
吉井監督は山口の4番起用について「本塁打の可能性が一番高い打者なので走者がたまりやすい打順のところに置いている」と語っている(C)Getty Images
怪我から戻ってきた山口航輝が、復帰3試合目で一発を放って見せた。
4月28日のオリックス戦(京セラドーム大阪)の試合後に左大腿二頭筋損傷と診断され、翌29日に登録を抹消。5月28日に一軍復帰したばかりだった。
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開幕4試合目から4番に起用された山口だが、離脱前は一時打率が2割を切るなど打撃に苦しんできた。それでも今季から指揮官に就任した吉井理人監督が我慢強く使い続けてきた。
ロッテには確固とした大型打者がいない。中軸を張ることができる安田尚憲も中距離打者としての適性が高く、外国人打者も巨人から移籍したポランコだけ。昨季も日本ハム時代に本塁打王となっているレアードをはじめ、マーティン、エチェバリアとメジャー経験をそろえたが、打撃が振るわず3人とは契約延長をせずバッサリと自由契約にした。
吉井監督が「4番山口」にこだわっていた理由は「本塁打の可能性が一番高い打者なので走者がたまりやすい打順のところに置いている」からだ。
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