韓国代表の卓球騒動をポステコグルー監督はどう見た? 闘将が語ったソン・フンミンの素顔「彼は人々から誤解されている」
トッテナムを率いるポステコグルー監督が、自身が指導するソン・フンミンに対する考えを明かした。(C)Getty Images
波紋を広げた一大騒動に“ボス”が見解を示した。
物議を醸しているのは、今月11日にカタールで閉幕したアジアカップで起きた韓国代表の内紛だ。
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準決勝を翌日に控えた夕食後だった。早々に食事を終えたというイ・ガンインは他の若手メンバーとともに騒ぎながら卓球に興じる。この緊張感に欠けた行動を主将のソン・フンミンが咎めると、襟首をつかまれたイ・ガンインが反発。両者が揉み合いの騒動に発展したという。
韓国の新旧エースが大会期間中に起こした前代未聞の内紛は、瞬く間に各国メディアに波及。若手を律し、指を脱臼する怪我を負ったソン・フンミンがプレーするイングランドでも小さくない話題となった。
そうしたなかで、「何かおかしいことがあれば、彼はそれを正そうとする。そういう男なんだ」と、31歳のエースを慮ったのが、トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督だ。
現地時間2月16日に開かれた記者会見で、問題となっている“卓球騒動”について意見を求められたオーストラリア人指揮官は「あの件に関して私はあまり詳しくは聞かされていない。だが、ソニーはソニーらしく、リーダーらしく振舞ったんだと思う。リーダーである以上、時には(批判の)矢面に立たされることもあるということだ」と断言した。