「真価を証明する」東京シリーズの熱狂で韓国メディアも発奮 自国メジャーリーガーの新シーズンに大きな期待「MLB進出の起爆剤に」

イ・ジョンフは25、26日のタイガース戦に出場予定だという (C)Getty Images
ドジャース、カブスが来日し、プレシーズンゲームや公式戦が行われた「MLB東京シリーズ」が幕を閉じた。久々のMLBプレーヤーの来日とあって、その盛り上がりは日本国内のみならず、米国をはじめ海外でも大きな反響が上がっていた。
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そして今回、母国に凱旋となったドジャースの大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、カブスの鈴木誠也、今永昇太の日本人選手は当然の如く、桁違いの注目度を誇っていた。そして、その余韻は続いているようだ。
韓国メディア『スポーツ朝鮮』が3月20日、MLB球団に所属する韓国人プレーヤーの特集記事を配信している。その中では、「18日と19日に日本・東京で行われたメジャーリーグ公式開幕戦『東京シリーズ』は、まさに日本人メジャーリーガーたちの祭典だった」と綴っており、大谷、山本、鈴木らの名前も挙げ、「日本出身のスター選手たちが一堂に会し、母国ファンの熱い声援を受けた」と回想している。
続けて、「黄金期を迎えている日本に負けず劣らず、韓国人メジャーリーガーにとっても今シーズンは重要な転機となりそうだ。彼らの活躍が、停滞していた韓国選手のメジャーリーグ進出の起爆剤となる可能性がある」と主張。自国出身選手の新シーズンに期待を寄せている。
トピックではそこから、各球団の韓国人プレーヤーについて言及。腰痛でのオープン戦欠場が報じられたジャイアンツのイ・ジョンフに対しては、「幸い重大な異常は見つからず、開幕に支障はない見込みだ」とレポート。故障に泣いたルーキーシーズンを振り返りながら、「米国メディアからはまだ”疑問符”をつけられている。今年は2年目を迎え、彼の真価を証明する重要なシーズンとなる」と展望する。