令和初の甲子園の珍プレー好プレー集、ガッツポーズで肘を痛めた?盗塁なし史上初V?

タグ: , 2019/8/23

 今年の甲子園も熱かった。令和初の夏の高校野球選手権は、履正社(大阪)の初優勝で幕を閉じた。準優勝の星稜は、今秋ドラフト1位確実の奥川恭伸投手(3年)がスターになった。第101回を数えた今大会も歴史的な熱戦あり、不可解な高野連対応あり? で筋書きのない多くのドラマが生まれた。球児の熱戦を振り返ってみた。


◆珍記録!盗塁なし史上初V
 履正社の初戦から決勝まで6試合連続2ケタ安打は史上7校目。自慢の打力で頂点に駆け上がったが、大会通算で盗塁が1つもない、初めての優勝校となった。筋トレで鍛えた体は高校生離れしていたが、パワーをとった分、走力を捨て、要所ではバントで走者を進めた。チーム総失策1個の堅守も光った。

◆大阪強し
 昨夏王者の大阪桐蔭に続き、大阪勢が大会2連覇。夏の大会で同一都道府県の連覇は04、05年の駒大苫小牧(北海道)以来。県別優勝回数も大阪が全国トップの25度(夏14、春11)を数え、2位の愛知19度を大きく引き離している。

◆延長14回サヨナラ弾
 3回戦で星稜が智弁和歌山を延長14回、4-1でサヨナラ勝ちした一戦は歴史に残る名勝負となった。1-1と同点のまま、延長13回からタイブレーク(無死一、二塁から攻撃開始)に入ったが、両チーム譲らず無得点。14回表の攻撃も抑えた星稜はその裏、福本陽生内野手がサヨナラ3ランを放った。星稜エース奥川は165球を投げて3安打23奪三振1失点完投と圧巻の投球で、高校野球ファンを虜(とりこ)にした。

◆ガッツポーズ注意
 明石商(兵庫)の狭間善徳監督(54)が3回戦の八戸学院光星戦で、試合中にベンチから出すぎたことを高野連から注意された。監督自ら派手なガッツポーズを連発することでも話題だったため、間接指導ともとらえられる注意だったが「ガッツポーズをしすぎて右肘がおかしくなった」と笑わせるなど意に介さず。〝狭間ガッツ〟を継続し、春センバツに続いて夏も4強入りを果たした。昨年は、創志学園の西純矢投手が、審判から「必要以上にガッツポーズしないように」と初回に注意された試合で敗れていた。

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韓国U-18が優勝杯を「踏みつけ」で主催の中国が激怒、現地紙「日本人はゴミを拾う…」(https://cocokara-next.com/stress/korean-football-team-tread-on-a-trophy/)

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