【阪神】勝負のプロ6年目 内外野でチャンスをうかがうか 期待高まる「右の和製大砲」の存在感
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井上は昨季、ウエスタンリーグの首位打者に輝いた(C)産経新聞社
藤川球児新監督率いる新生阪神の戦いぶりが今季は注目を集めそうだ。
現役時代は火の玉ストレートで勝利の方程式の一角を務めた投手出身の監督が、持ち味である投手力、また課題とされる打線にどう手を加えていくのか、注目される。
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昨年チームは打線の低迷に苦しんだ。チーム打率「.242」、チーム本塁打「67」はともにリーグ5位。大山悠輔、佐藤輝明、森下翔太の3人を順番にファームに落として調整。4番に近本光司を託すときもあるなど、岡田彰布前監督をして打線形成に苦しんだ経緯がある。
迎える2025シーズン、まず大事な4番にはプロ3年目、昨年は侍ジャパンでも4番を任された森下を抜擢することを指揮官も明かしている。
3番に佐藤、5番に大山と昨年同様の和製クリーンアップが予想される中、ほかにも爆発力を発揮する若手の力が欲しいところ。その意味で注目されているのは今季が高卒、プロ6年目シーズンとなる井上広大にもある。
右の大砲候補として本格覚醒が期待され続けている。
昨季は自己最多の23試合に出場、打率.212、3本塁打、8打点。8月28日のDeNA戦(横浜)では左の好投手、東克樹からプロ初の本塁打を放ったことも話題を集めた。
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