【日本ハム】レジェンドOB小笠原道大氏が指摘する、ロマン砲・清宮幸太郎の「打撃良化の要因」とは
現在、安定した戦いを続けているのは、「先発陣の駒の充実」、「新庄監督の選手起用」が当たっているからこその順位だとした上で「絶対的な強さと思うのは、もう少し経ってからだと思う」と慎重な見方を示した。
そしてキーマンに関しても言及。昨年夏以降に爆発的な活躍で、チームのクライマックスシリーズ進出の立役者ともなったロマン砲、清宮幸太郎に話題が及んだ。
入団からここまで高い潜在能力が認められながら、飛躍を果たせずにいたが、昨年は打率3割フィニッシュ。今季は15日のロッテ戦(ZOZOマリン)でも圧巻の2号ソロを放つなど、いよいよ中軸としてポテンシャルを存分に発揮することが期待されている。
最近の清宮の活躍の要因については「今はピッチャーとの間合いが元に戻ってきた」と小笠原氏。入団前の早実時代の自然にバットを振れていたスイングに近づいてきたとした。
これまでの清宮に関しては「以前は土台の下半身がふらふらしていた」とした上で「いざバットを振りに行こうとした時に多少ずれると、(投手に)全く太刀打ちできない状態だった」ことが多かったが、「粘りが出てきた」とした。
打席で粘れていることで「自分の打つポイントになった時に(球を)捉える確率が上がってきたと思う」と、最近の活躍を分析してみせた。
新庄監督にとっても勝負をかける今シーズン。選手達がさらなる成長を遂げ、ピースが揃った時、その栄冠は見えてくるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【動画】見よ、この弾道!清宮がロッテ戦で2号ソロをマークしたシーン
【関連記事】SB現ドラ移籍→再びのブレイク候補 打たれた宮城も呆然 日ハム24歳が2試合連続弾「右方向にあの打撃はガチでえぐい!」
【関連記事】「今年ファームにいたら、野球人生終わりだと思っている」"12球団トップ弾"を放った日本ハム5年目外野手が示した「覚悟」






