「センガはエリートだ」2勝目を挙げた“ゴースト”千賀滉大を現地メディアが称賛「メッツが求めるすべてを備えている」
今季2勝目を挙げた千賀。この日もゴーストフォークが冴えわたった。(C)Getty Images
現地4月8日(日本時間9日)、メッツの千賀滉大は本拠地シティ・フィールドで行われたマーリンズ戦に先発登板。本拠地初登板となったこの試合で千賀は、6回90球を投げ、3安打1失点、6奪三振の快投を披露し、今季2勝目をゲットした。
【動画】地元メディアからも激賞される千賀滉大の「ゴーストフォーク」の映像
この日も代名詞「お化けフォーク」がさえた。初回は2連打で一死1、2塁のピンチを招くも、マーリンズの4番打者・ソレアから空振り三振を奪い、無失点に凌ぐ。2回には、決め球のフォークで3者連続三振を奪うなど、圧巻の投球を披露した。6回にマーリンズのチザムにメジャー初被弾となるソロ本塁打を許したが、その後の打者をしっかりと抑え、6回を投げ切った。千賀の好投に応えるべく、味方打線も奮闘。計5得点を奪い、千賀に2勝目の白星をプレゼントした。
マーリンズ打線を手玉に取った千賀の投球には、現地も興奮。地元メディア『METSMERIZED Online』は「コウダイ・センガ、シティ・フィールド初登板でも輝き続ける」のタイトルで記事を配信した。
同メディアは「多くの変化があった今シーズン、センガは最初から、その実力を発揮してくれた。フォーシーム、スプリッター、カッターを織り交ぜる彼の能力は、2試合連続で相手打線のバランスを崩している」と2試合連続での好投を称賛し、「合計22回の空振りと見逃しを生み出し、その結果、リーグ上位の空振り率をマークしている。センガはエリートなレパートリーを持っていることは間違いない」と言及した。