【格闘技】皇治が語る武尊と天心「武尊は『男として強い』天心は『アスリート』」
「背負っているものが大きいなら倒れへんやろ」
その那須川とは今年9月にRIZINの舞台で対戦し、判定の末敗れた皇治。
試合前は挑発し合っていた2人。しかし試合終了後には肩を組んで話す姿が見受けられたが、どんなことを話していたのだろうか。
「あれは、『わかってるよな、お前がやることは武尊とやることやろ。格闘技界を頼んだよ』みたいなことを話しました。あとは彼がどう受け取ったかですよね。
自分がもし天心くんや武尊くんサイドやったら必ず試合をやるんで。なぜかと言ったらファンと約束したから。公の場で必ずやると約束したのでね。
色々背負っているものはあると思うんですが、動かなアカンのは自分なので。
自分が戦うわけなので、動いて欲しいですよね。」
これまで通算46試合戦ってきたなかで、KO負けが一度もない皇治。
「倒れないこと」について、皇治は自身の思いをこう語った。
「自分ホンマに才能なくて・・・。武尊くんも天心くんもずっと勝ってきたじゃないですか。自分は勝ったり負けたりなんですよ。
絶対に勝たないといけないところは勝ってきて、ギリギリのところでやってきたんですよね。
その中で自分は負けん気だけで戦ってきて、だからこそ倒れたこともないですし、絶対倒れないというのは意地でやってきましたね。
才能もないし、何もない自分が、言ったことを出来ないってホンマにかっこ悪いと思ってて。みんな高いチケットを買って、沢山試合にきてくれる訳じゃないですか。
だからこそ自分からしたら負けること倒れることってあり得ないって思ってるんです。
KO負けをする選手もいますが、背負っているものが大きいなら倒れへんやろって思いますね。」
K-1から今度はRIZINへと戦いのフィールドを移した皇治。
番組パーソナリティの田中から、「団体が違うと、なかなか横のリレーションシップって難しい。皇治選手がRIZINに行ったことにより、K-1とRIZINの架け橋になるのではないか?」と聞かれた皇治は
「そういう思いもありましたね。K-1とRIZINを二股して・・・。二股得意なんでね・・・(笑)」
と、関西人らしく笑いを誘った。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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