金足農・吉田が「好きな球団」の巨人 松本竜、辻内…高卒ドラ1投手は大成しないデータも

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 80年代は槙原寛己、斎藤雅樹、水野雄仁、桑田真澄、木田優夫、橋本清と高卒の投手を積極的に1位指名して球界を代表する投手として活躍したが、00年以降は大卒、社会人の即戦力投手が多い。1位で入団した高卒の投手は真田、辻内、松本の3人のみ。真田は新人の年に6勝を挙げて将来を嘱望されたが、2年目以降は故障の影響もあり活躍できず。DeNA、台湾・兄弟、ヤクルト、BCリーグ福島と渡り歩き、NPB通算312試合登板で24勝28敗3セーブ、防御率4.42だった。

 辻内は大阪桐蔭で3年夏の藤代戦に大会記録タイ記録の19奪三振をマーク。最速156キロ左腕は将来の球界を代表するエースと期待された。05年高校生ドラフトで巨人はオリックスと末に指名権を獲得。ちなみにオリックスの外れ1巡目は岡田貴弘(T-岡田)だった。ところが、辻内は左肩、左ひじ痛と度重なるケガに悩まされて1軍登板がないままプロ8年目のオフにユニフォームを脱いだ。

 松本は野球のプレー以前に、不祥事で球界から消えた。11年にロッテと競合した藤岡貴裕(現日本ハム)の外れ1位で入団。身長193センチの長身から145キロを超える直球が武器で「英明のランディー・ジョンソン」と形容されたが、14年の試合で野球賭博に関与していたことが発覚。日本野球機構から失格選手として公示され、1軍登板の機会がないままユニフォームを脱いだ。

 制球、フィールディング、けん制と総合力が高い吉田輝星は「桑田2世」と評される。巨人で待望の「甲子園のスター」としてプロでも活躍できるか。他球団で好きだった巨人を倒す野球人生を歩むか。進学を含めて吉田の今後の動向が注目される。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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