甲子園6日開幕、佐々木朗希以外の「高校四天王」の特徴、今大会注目の投手は?
四天王で唯一の左腕、横浜・及川
四天王で唯一の左腕・及川も昨夏の甲子園で2年生ながら注目を集めた存在だった。1回戦・愛産大三河戦では3年生エース・板川に続く2番手として9回のマウンドを託され、1安打無失点2三振でピシャリ。続く2回戦の強豪・花咲徳栄戦では先発の大役を任され、7回途中4失点で勝利投手となり3回戦進出に導いた。金足農に敗れた3回戦は出番がなかった。
最後の神奈川県大会は準々決勝・相模原戦で不覚を取り、敗退した。及川は7回途中から3番手で救援したが、相手の勢いにのまれ1回2/3を3安打3失点で敗戦投手となった。最速153kmを誇り、中学生時代から注目を集め続けてきた逸材。プロの世界でさらなる高みを目指す。
四天王最後の砦、星稜・奥川
四天王最後の砦となる奥川は、大会ナンバーワン投手の前評判を持って最後の甲子園に挑む。石川県大会では最速153kmをマークした。春の選抜時点で大会ナンバーワン投手の呼び声高かったが、2回戦・習志野戦で敗退。相手チームのサイン盗み疑惑などが注目を集め、後味は悪かった。直球の速さは佐々木に譲るが、スライダーの切れ味や、投手として全体を見た場合の完成度はこちらの方が上という高い評価もある。
選抜優勝の東邦も県大会2回戦で敗退した。注目高、注目選手の多くがすでに姿を消してしまっているだけに、より一層の注目が奥川と星稜に注がれることとなりそうだ。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]