DeNAに3連勝で単独首位の阪神 球界OBは青柳晃洋の復調に太鼓判「左打者の内角に投げられるようになった」
3連勝で単独首位に浮上した阪神。16日からは中日と対戦する(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
5月14日、阪神はDeNAとの首位攻防戦に臨み、佐藤輝明の2本塁打・7打点などの活躍で、21安打15得点の大勝を果たした。これで阪神はこのカードで3連勝を飾り、4月19日以来となる単独首位に浮上した。
投打がかみ合い、首位攻防戦で3連勝を飾った阪神。球界OBはこの戦いぶりをどう見たのか。現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍している高木豊氏が自身のユーチューブチャンネルを更新し、3連戦を振り返った。
【動画】一気に打点トップに!佐藤輝明がこの日2本目となるグランドスラム弾を三嶋から放った場面
12日の初戦では、エース・青柳晃洋が先発登板。昨季は13勝を挙げた右腕は今季、開幕戦で今季初勝利を挙げたものの、以降は白星に恵まれていなかった。しかし、この試合ではランナーを背負いながらも粘りのピッチングで、8回途中7安打3失点の投球を披露。自らのバットでも2点タイムリーを放って貢献するなど、投打で活躍を見せ、2勝目の白星をゲットした。
高木氏は青柳について「青柳が勝てたというのがチームにとって一番大きい。岡田監督も結構投げさせていた」とコメント。続けて、「1つのテーマだった左打者に対してのインサイドへの投球。これが後半になって投げられるようになっていたし、青柳も状態が悪かったけれど、そろそろ復活するかなと思わせてくれるような投球だった」と、力投で2勝目を挙げたエースの復調に太鼓判を押した。