「一番気になるのは青柳」阪神の首位死守へ向け、球界OBが再開後のキーマンとして復活が待たれる右腕を指名
今季は防御率5.63と不振の青柳。この男の復活をファンは心待ちにしている(C)Getty Images
プロ野球、セ・リーグは交流戦を終え、混戦の様相を呈している。これまでと変わらず阪神が首位であることに変わりはないが、11勝7敗で交流戦初Vを果たした2位DeNA、さらに3位巨人も同じ勝敗数を記録した。一方で阪神は7勝10敗1分けと3つの借金、DeNAとの差は2.5にまで縮まっている。
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6月23日からは1、2位の直接対決でシーズンが再開、順位が入れ替わる可能性もあるだけに、それぞれのチーム状況、戦い方が注目される。
首位の座を死守し、さらに2位以下を引き離したい阪神は中継ぎ陣が交流戦で崩れ、立て直しが大きなポイントだ。先発陣は、村上頌樹、大竹耕太郎、才木浩人などが好調を維持しているだけに、試合後半での安定感を再び取り戻さなければならない。
さらに、球団OBからはシーズン再開を迎えるにあたり、阪神投手陣においてもう一つの注目点を挙げる声が伝えられている。
阪急、オリックスで長くエースとして活躍し、2000年シーズンからは阪神でもプレーした星野伸之氏が自身のYouTubeチャンネル『星野伸之のスローカーブチャンネル』を6月20日に更新、投手陣のさらなる強化のため、現在不振に喘ぐ青柳晃洋の復活がここからの戦いで求められると見解を語った。
星野氏は動画の中で23日からのDeNA戦に向け、「一番気になるのは青柳」として、「怪我をしたわけじゃないんで、どこで戻ってくるのか」と述べている。
また現在、チームの勢いがやや落ちてきたことを踏まえ「(現在のチーム状況で)2年連続、エースとして活躍した青柳の存在は大きい」と期待を寄せた。