「新しい名物プロレス解説者が生まれた日」、山田邦子のノア解説に絶賛の声
試合終了後は、「(実際に無観客試合の観戦を終えて)舐めてました。もうちょっとつまらないと思ってましたね。やっぱりお客さんの歓声ありきですから。でも逆に音が近くに感じたし臨場感があってよかったですね。後は、今こういう状況ですから、選手も何かしらの形でいつも応援しているファンに感謝を伝えたいという思いはあると思うんですね。それが試合内容で伝わってきましたね。すっごく楽しかったです。」と、興奮ながら率直な思いを語った。
中でも気になった試合については「覇王。体は小さいけど色いろなことが出来て凄く魅力的な選手なので。前の団体に居た時との変化も感じましたね。長いプロレスの歴史の中だと、団体が変わるといったことはあるとは思うんですけど。私も去年40年間も所属した事務所をやめたわけですから。でもそれって、何か自分を変えたい、新しいことをやってみたいと思ったからですし。それは皆同じじゃないんですかね。ノアにとっても良かったんじゃないですかね」と自身の経験と照らし合わせながら、今後のプロレス界に期待を寄せている。
試合中の交流エピソードについて、「話始めると、どんどん思い出してきた」と言う山田。
試合後もその勢いはまだまだ止まらず、「前に一回だけ杉浦さんを下から持ちあげさせてもらおうとしたことがあって。ピクリとも動きませんでした。そのまま後ろに倒れてしまって後頭部を打っちました、バーでね(笑)。そこのママに『何をやっているんだ』と怒られたことがありましたね(笑)。でも、いつも『何やってんだよ!いけー!』とかってヤジ飛ばしてますけど、じゃあやってみろって話なんですよ(笑)」と、自身のエピソードを交えながら、改めてプロレスの凄さを語った。
初解説とは思えない山田の『名解説』に、ネット上からは「今日のMVPは山田邦子」、「クニペディア」、「笑点ならこの解説は座布団20枚」、「解説が面白すぎて試合が入ってこない(笑)」など、多くの称賛の声が挙がっている。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]