巨人危機管理策 陰の守護神争いで注目集める「桑田チルドレン」とは
さらにもう一人、注目の存在として評価が急上昇しているのは、6日に支配下登録されたばかりの京本真だ。
21年の育成7位入団。元々潜在能力の高さは認められながら、入団当時は線の細さが目立ったが、2シーズンでしっかりトレーニングを積み、一回り大きくなった体が目をひく。
キャンプは2軍スタートながら紅白戦で152キロをマークするなど存在感を示し、その後1軍に合流。189センチの長身から繰り出される角度のついた150キロ超の剛速球が注目される。ファーム時代から見守ってきた杉内俊哉1軍チーフ投手コーチも成長を認めており、3日に行われた楽天モンキーズ戦では9回に登板。四球を与えピンチを招く場面もあったが、無失点で収めた。ここまで実戦5試合で5回1安打無失点と、着実に結果を積み上げてきており、強心臓右腕もポスト大勢、守護神候補の1人として浮上している。
当然、大勢が間に合うことを願いたいが、シーズンを乗り切る上でも様々な危機管理策を講じるのも大切なポイント。8日から再開するオープン戦の投手起用も注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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