「12~13勝はいける」井上中日期待の27歳助っ人左腕は日本球界で通用するか 球界OBが着目した「強み」とは
マラーの日本球界への適性に関しては球界内からも考察の声があがっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は8日に自身のYouTubeチャンネルに「【新外国人評価】この助っ人投手は「間違いない!!」2025年助っ人外国人の評価を語ります!【プロ野球】」と題した動画を更新。今季の各球団の助っ人を独自の目線で評価している。
高木氏はマラーに関して「あの角度がいいな」として、2メートル1センチの高身長から繰り出される角度ある投球が持ち味になるとした。
具体的には「左独特の右に食い込んでいくような すごく角度を感じる」として、日本の打者に関しても「なかなか打てないんじゃないかな」と攻略は困難という見方を示した。
ただそんなマラーにも課題はあるとした。一定の球種で微調整は必要としながら、すでに研究熱心で日本球界に適応しようと様々なアプローチに取り組んでいることも知られるため、シーズンの勝ち星に関しても「中日が打てば、普通に12~13はいくんじゃない」と打線が援護すれば、10勝以上のパフォーマンスを残す可能性はあるとした。
動画内では阪神のラモン・ヘルナンデスなど今季の各球団助っ人についても考察を加えている。
チームでは開幕投手に内定している高橋宏斗を中心に2025年版必勝ローテをどのように井上監督が組んでいくのかも注目されている。
23年はアスレチックスで開幕投手の大役も務めた左腕が今季は日本球界を席巻するか。今後の開幕までの道のりも注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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