プロ野球12球団が一斉キャンプイン!昨年のキャンプ初日のドラフト1位新人の動向を振り返る
プロ野球は1日、12球団が一斉にキャンプインした。注目の新人では、今年はドラフト1位が5人1軍スタート。西武・宮川哲投手、ソフトバンク・佐藤直樹外野手、楽天・小深田大翔内野手、広島・森下暢仁投手、そしてロッテ・佐々木朗希投手が名を連ねた。
去年のキャンプ初日を振り返る
それではちょうど1年前の2019年2月1日、前回のキャンプ初日のプロ野球はどんな模様だったのか。しばしタイムスリップにお付き合いいただきたい。
新人で早速アピールしてみせたのは楽天のドラフト1位・辰己涼介外野手だった。フリー打撃で12発の柵越えを放つなど、広角に打ち分ける高い打撃技術を発揮。目標と掲げたトリプルスリーに最高のスタートをみせた。
負けじとミットを鳴らす快音を響かせたのが、DeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手。1軍首脳陣の前でカーブ、チェンジアップを交えて40球。高い制球力にラミレス監督は「うちに2、3年在籍している投手よりいいものを持っている」とうならされた。
東洋大の同級生に劣らず、ソフトバンクの甲斐野央投手もブルペン入りした。前年の日本シリーズMVPの甲斐とのバッテリー。当初は20球程度の予定が、大幅に上回る53球。「甲斐さんが乗せてくれて気持ち良く投げられた」といきなり白い歯がこぼれた。
高い野球センスを発揮したのがロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手。昨年のロッテは初日に異例となる紅白戦を実施。8回2死で代打出場し、しっかりと四球を選んだ。5年目の岩下と対戦し、フルカウントから外角直球を見極めた。
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