「これはダメだ。打てない…」日米韓を知る大打者イ・デホが語った大谷翔平 韓国ナインを愕然とさせた8年前の対戦
大谷が日本ハムに在籍していた8年前の日韓戦を振り返ったレジェンドは、「大谷は本当に怪物だったんだ。あの当時の彼は平均球速が150キロ前半で、フォークボールは140キロ台だった。だけど、日本代表となるとギアが上がって、直球が当たり前のように160キロになり、フォークボールも150キロになった」と回想。当時の韓国ベンチでのやり取りを告白している。
「韓国では一番良いバッターだったキム・ヒョンスが、三振をくらってベンチに帰ってきて、『これはダメだ。打てない……』ってつぶやいたんだ。だから俺も『俺が見たって打てないよ』ってね」
さらにイ・デホは「韓国にはフォークが150キロを超える選手はいなかった。初めて経験するタイプの投手だったから心底、驚かされた」と強調。そして、「だから、できるだけ球数を投げさせて降板させようとした。大谷が下がってからじゃないと俺たちが何かをすることができないと思っていたんだ」と脱帽した。
韓国球界で「歴代最強のパワーヒッター」と称されるイ・デホをして、「二度と会いたくない」とも言わしめた大谷。その進化には、文字通り世界が熱視線を向けている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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