「これはダメだ。打てない…」日米韓を知る大打者イ・デホが語った大谷翔平 韓国ナインを愕然とさせた8年前の対戦
世界の野球ファンや関係者が熱視線を送る大谷(左)。その怪物ぶりは8年前からイ・デホ(右)らライバルたちを前に発揮されていた。(C)Getty Images
去る11月16日(現地時間)、大谷翔平が今季のアメリカン・リーグにおける最優秀選手(MVP)となった。初戴冠となった21年シーズンに続く満票での受賞で、2度目の満票選出はメジャーリーグでも史上初の快挙となった。
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もっとも、必然の受賞ではあった。打ってはア・リーグ最多の44本塁打で日本人史上初の本塁打王に君臨。そのほかでも打率.304、95打点、OPS1.066を叩き出した。一方で投げても2年連続2桁勝利となる10勝(5敗)を挙げ、防御率3.14、167奪三振、WHIP1.06といずれもエース級のスタッツを記録。大谷は投打で異次元の数字を居並べた。
メジャーリーグで2度のMVPに輝いた大谷。彼の偉才は、いまや日本のみならず、世界が認めている。元韓国代表の4番で、ソフトバンクやオリックス、さらにはマリナーズでも活躍したイ・デホ氏も、そのうちの一人だ。
日米韓を渡り歩き、世界の野球を熟知する名スラッガーは、自身のYouTubeチャンネルにおいて、「大谷は二度と対戦したくない選手だった」と絶賛。初対戦となった2015年に東京ドームで開催されたプレミア12でのエピソードを披露している。