なぜ“アジアの大砲”は巨人に戻ってきたのか イ・スンヨプ氏が母国で漏らした臨時コーチ就任の理由「日本の野球が強いワケを知りたい」

タグ: , , 2025/10/25

大物揃いだった2000年代の巨人の中で4番を打つなど異彩を放ったイ・スンヨプ氏(C)産経新聞社

 驚きの抜擢だった。10月22日、巨人は今月29日から稲城市のジャイアンツタウンと川崎市のジャイアンツ球場の室内練習場で行われる秋季キャンプに、球団OBのイ・スンヨプ氏を臨時コーチとして招聘することを発表した。

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 現役時代から日本との繋がりは深い韓国のレジェンドだ。2003年に年間56本塁打を放ち、「アジアの大砲」と呼ばれたイ・スンヨプ氏は、千葉ロッテ、巨人、オリックスと8年に渡ってNPBでプレー。2006年から約5年間に渡って在籍した巨人では、加入初年度に41本塁打、108打点を叩き出すと、翌年も30本塁打をマークして原辰徳監督が率いたチームのV奪回に大きく貢献していた。

 引退後は指導者に転身し、2023年からは韓国プロ野球(KBO)の斗山で監督を務めていたイ・スンヨプ氏。今年6月に同職を辞任してからフリーの身になっていたとはいえ、若手への熱心な指導に対する母国内での評価は高い。KBO球団から何らかのオファーあったというのも想像に難くない。

 ではなぜ日本で指導経験を培おうとしたのか。そこにはレジェンドの飽くなき向上心があった。

 臨時コーチとしての招聘発表後に韓国メディア『OSEN』の取材に応じているイ・スンヨプ氏は、「監督として在任中に自分に補完すべき点が多いと感じた。今回は打撃だけでなく、投手陣の強化方法、作戦面など様々な部分を学びながらさらに成長したい」と強調。そして、自身の心境を打ち明けている。

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