MLB移籍を目指す「韓国のイチロー」にシビアな空気 NY局記者がポテンシャルに辛辣見解「偉大なアスリートとは言い難い」
念願のメジャー移籍が確実視されるイ・ジョンフ。その去就に注目が集まっている。(C)Getty Images
現地時間12月4日、米球界ではテネシー州ナッシュビルで実施されるウインターミーティングが開幕。各球団の首脳陣とスカウト、さらには代理人たちが一堂に会し、複雑な交渉が進んでいく。それに伴い、フリーエージェント(FA)を中心に数多の選手たちの動向が動き始めている。
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今オフは大谷翔平をはじめ、ブレイク・スネルや山本由伸など大物選手の去就が注目されている。そのなかで小さくない話題を集めるのが、ポスティングでのメジャー移籍が有力視されているイ・ジョンフだ。
韓国球界の至宝は現在25歳。伸びしろを多分に残すポテンシャルの持ち主であるため、現地時間12月4日とも予測される正式なポスティングが決まれば、複数球団による争奪戦は必至だ。すでにジャイアンツ、ヤンキース、パドレス、メッツなどが関心を寄せていると伝えられ、予想される契約金は「5年5000万ドル(約74億円)」(米専門サイト『MLB Trade Rumors』)にまで膨れ上がっている。
類まれな野球センスから「韓国のイチロー」とも称される天才肌であり、2022年シーズンには首位打者(.349)と打点王(113)の二冠を達成。リーグMVPも獲得した実績も兼ねているイ・ジョンフ。それだけに注目されるのはもはや必然なのだが、米メディアの間ではシビアな見解を示す識者もいる。