“韓国のイチロー”に起きていた「ヘルメット問題」 想定外のアクシデントに本人も正直告白「ここまで違うとは思わなかった」
順調にアピールを続けているイ・ジョンフ。彼に起きていたヘルメット問題とは。(C)Getty Images
韓国球界の至宝は、メジャーリーグでアピールの日々を送っている。今オフに名門ジャイアンツと6年1億1300万ドル(約163億8500万円)の大型契約を締結したイ・ジョンフだ。
元中日の助っ人イ・ジョンボム氏を父に持ち、類まれな打撃センスから「韓国のイチロー」と評される25歳は、現地時間3月1日に行われたダイヤモンドバックスとのオープン戦でさっそく存在感を発揮。「1番・センター」でスタメン出場すると、初回の第1打席でいきなり二塁打を放ち、続く3回の第2打席にはライトへの痛烈な本塁打をマーク。課題とされていた長打力を証明した。
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そんな注目のサラブレッドには思わぬ“アクシデント”も起きていた。試合中にスイングをした際にヘルメットが何度か外れてしまっていたのである。これは去る2月27日のマリナーズ戦でも起きており、本人もスイング直後に頭を押さえるなど気にする素振りを見せていた。
ダイヤモンドバックス戦でも走塁の際に、イ・ジョンフはヘルメットを抑えながら走る姿を見せた。押さえつけながら打撃をする姿を見る限り、頭のサイズよりも大きすぎるのは火を見るよりも明らかで、プレーの邪魔になっているのは想像に難くない。
出色のパフォーマンスを披露したダイヤモンドバックス戦後に大手紙『朝鮮日報』など韓国の複数メディアの取材に応じたイ・ジョンフは、「今日は落ちないように、いつもよりも少し強く押さえつけていた」と告白。母国で使用していたヘルメットとの違いを正直に打ち明けている。