メジャー2年目を迎えるイ・ジョンフの再始動に母国メディアが熱視線 大谷翔平を上回る予想スタッツを強調「優れたコンタクト能力を発揮する」
イ・ジョンフに対する母国の期待は大きいようだ(C)Getty Images
昨季、韓国球界からMLBへと渡り、ジャイアンツでデビューを果たしたイ・ジョンフ。大きな期待に包まれたルーキーシーズンだったが、5月のゲーム途中、守備時に外野フェンスに衝突し左肩を痛め、重傷を負ったことでそのまま戦線を離脱するという悔しい1年を送った。
【動画】気迫のバットフリップ! イ・ジョンフのかっこよすぎる確信弾を見る
その後、手術を受けるなど治療に専念してきたイ・ジョンフが、春季キャンプには通常通りの参加を目指していると、韓国メディア『スポーツ朝鮮』が報じている。
現地時間1月7日、同メディアでは母国出身のメジャーリーガーの現状について、まもなく渡米の予定であるなど動向を伝えるとともに、前年のシーズンを回想。故障に泣いたデビューイヤーだったとしながらも、「離脱するまで、イ・ジョンフは打撃能力をある程度証明していた。37試合で打率.262(145打数38安打)、出塁率.310、2本塁打、8打点、15得点を記録した。怪我に見舞われたものの、中堅手として非常に広い守備範囲と積極性も高く評価された」と振り返っている。
また、米国の予測統計サイト『FanGraphs』において打ち出された、各打者の2025年のスタッツも紹介しており、その中ではイ・ジョンフが、ドジャースの大谷翔平を上回る数字もあると指摘。「予測システムでは、イ・ジョンフが2025年シーズンにショウヘイ・オオタニよりも優れたコンタクト能力を発揮すると予想されている。イ・ジョンフの予想打率は.294でメジャーリーグ全体5位、オオタニは.280で18位にとどまった」などと綴っている他、シーズン全体での成績も記されており、「イ・ジョンフは143試合に出場し、打率.294、出塁率.351、長打率.438、14本塁打、63打点、13盗塁」などと説いている。