辛くも”F1残留”を勝ち取ったローソンの前途は多難か 英解説者からシビアな指摘も「F1で初めてチームを率いる立場になる」
ローソンはチームをリードできるだろうか(C)Getty Images
今季、リアム・ローソンはF1キャリアで初めてシーズンフル参戦を果たした。その内容は、レッドブルで開幕を迎え、わずか2レース後、姉妹チームであるレーシングブルズへ“降格”するという波乱に満ちたものとなった。両チームを巡ってはグループ首脳陣がシーズン最終盤、来季のラインナップを発表し、ローソンはチーム残留が決定。だが、2026年シーズンでは、レーシングブルズ内で、よりシビアな立場に置かれる可能性があるようだ。
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英メディア『F1OVERSTEER』は現地時間12月15日の特集記事において、ローソンの今シーズンを振り返っており、角田裕毅とのシート交代などの出来事にも触れながら、「フル参戦初年度のドライバーながら、比較的多くの経験を積んでいる」などと評価している。
その上で、決勝5位というシーズン最高順位を記録したアゼルバイジャンGPが今季のハイライトだったと同メディアは主張。「このレースでは、後にワールドチャンピオンとなるランド・ノリス、そしてより重要な存在としてツノダを抑え切った点が高く評価された」と綴っている。
結果として、来季のシート争いのライバルにも位置付けられた角田を要所でローソンが上回ったことにより、チーム残留に繋がったと説きながら、来季の役割にも言及。英解説者のアレックス・ジャック氏によるコメントを紹介しており、新人のアービッド・リンドブラッドとコンビを組む2026年について、以下の様な見解を示している。





