F1オーナー会社のリバティメディアがモトGPの統括会社ドルナスポーツを買収 四輪、二輪の最高峰カテゴリーを一挙掌握

タグ: , 2025/6/25

F1オーナー会社のリバティメディアがモータースポーツ界に覇権を広げている(C)Getty Images

 F1のオーナー会社でもある米メディア大手・リバティメディアが6月23日、バイクレースのロードレース世界選手権・モトGPやスーパーバイク世界選手権を統括・運営するスペインのドルナスポーツを買収することについて欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会から承認された。これで四輪と二輪の世界最高峰カテゴリーを傘下に収めることになる。2024年4月にリバティメディアがドルナスポーツの株式の86%を取得する手続きを済ませたことを発表していた。

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 ドルナスポーツのカルメロ・エスペレータCEOは「欧州委員会の承認を得られたことを歓迎する。モトGPの将来がさらに明るくなることを示す節目になった」などとコメントした。

 2006年には投資会社のCVCキャピタルパートナーズがF1買収を仕掛けた際に独占禁止法に触れる恐れがあると欧州委員会から勧告され、既に取得していたドルナスポーツの持ち株を手放した経緯があった。だが、今回の事案については欧州委委員会が両カテゴリーの関わるスポーツイベントの放映権市場を巡って直接的な関わりはないと判断し、「無条件」での承認に至った。

 今季のF1は全24戦に対し、モトGPは全22戦。うち日程が重なっているのは9戦だが、そのうち同じ時差の地域で開催されるのは4戦。F1とモトGPメインのモトGPクラスの決勝がかぶらないような日程になっている。

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