欠場騒動に中国で“反メッシ”が過激化 国営放送局はW杯番組から出演シーンをカット?「日本で出場していなければ…」
神戸戦でハツラツとプレーしたメッシ。これが騒動の波紋を広げるキッカケともなった。(C)Getty Images
中国との溝は深まる一方だ。今月4日の香港リーグ選抜戦を欠場したインテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを取り巻く騒動が波紋を広げ続けている。
物議を醸すキッカケとなったのは、過密日程の中で行われた親善試合の欠場だった。
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先月末からアジアツアーを敢行していたインテル・マイアミは4日に香港での同国リーグ選抜との親善試合を開催。しかし、「興行の顔」であったメッシは内転筋の違和感を理由に試合を欠場していた。
この時点で香港国内では偉才に対する反感は強まっていた。だがしかし、「怪我なら仕方がない」と擁護する声もゼロではなかった。しかし、わずか3日で一気に“嫌メッシ”の流れが加速する。7日に東京で行われたヴィッセル神戸との親善試合でメッシは60分から出場し、怪我の影響を感じさせないプレーを見せたのだ。
これに香港はもちろん、中国でもハレーションは広まった。一部の政治家からも追及の声が上がり、今年3月に杭州と北京で予定されていたアルゼンチン代表戦(ナイジェリアとコートジボワール)が急遽中止に……。インテル・マイアミだけでなく、メッシの母国にも影響が及んでいる。
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