西武CS完全消滅 歴史的低迷の背景にある「繰り返されるFA流出」「戦略なき早期見切り」
2008年にチームを日本一に導いた手腕発揮が期待されたが、フロント業の兼務ともなれば、負担も半端ではない。一方、松井前監督の交代においてはフロントも明確なビジョンがあったのかも問われている。
一時代を築き、レジェンドOBでもあった松井氏は二軍監督も務め、満を持してチームを託された。開幕から下位に低迷と苦しい戦績ではあったが、実質的に解任となったことで補強面含め、フロントのバックアップ態勢は万全だったのか、チームを立て直す長期ビジョンはあるのかなど、様々な要因も指摘された。
何においてもここまで低迷すれば、首脳陣、選手の入れ替え含め、ハードなオフとなることは間違いない。
一足早いストーブリーグ突入へ。常勝軍団復活のための施策が多方面に求められることになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「ワクワクしている」巨人・松原聖弥の電撃トレードを球界OBが考察「西武にとっては願ったり叶ったり」「存在感が増してくる」
【関連記事】指揮官交代も100敗ペースから上向かず 西武に必要な再建への「長期ビジョン」
【関連記事】美技に阻まれた西武・松原聖弥の「サヨナラデビュー」…思い出す「90年開幕戦の大森剛」
1 2