リーグワースト更新したチーム打率.212の西武がFA戦線参戦せず ファンも気をもむ「背景」とは
西口監督もオフの課題に打線強化を掲げていた(C)産経新聞社
今シーズン、歴史的な低迷にあえいだ西武のオフの補強戦略が注目されている。
今季はチーム打率がリーグワーストを更新する「.212」、チーム本塁打「60」もリーグワーストと課題は打線であることが明白となっている。
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新任の西口文也監督もオフの補強には打線強化を打ち出していたが、このたび球団フロントは今オフのFA市場に参戦せず、外国人補強に力を入れていく方針が伝えられた。
一方で近年の西武の外国人補強といえば、今季はヘスス・アギラ―、フランチー・コルデロの両助っ人が機能せず。2023シーズンに獲得し、打率.259、チーム2位の15本塁打、50打点を記録したデビッド・マキノンは残留とはならず、韓国リーグに流出した。
新たな外国人選手獲得に力を入れる方針が示されたことで、現在、市場で去就が注目されている元中日のダヤン・ビシエドや、今季途中加入ながら勝負強さを示したDeNAの強打の一塁手、マイク・フォードにも注目が高まっている。
一方でFA戦線に参戦せずというチーム方針にはファンの間からも賛否両論の声が出ている。
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