西武 日本ハムにサヨナラ負けでシーズン最下位確定 監督交代決定的に チーム再建に浮上する「有力OB」とは
そして若手に託すとするならば、平成の怪物、松坂大輔氏も選択肢に入るかもしれない。1998年、横浜高校のエースとして春夏連覇を果たすとドラフト1位で西武に入団。在籍8シーズンにおいてはルーキーイヤーに16勝5敗で新人王を獲得したことから始まり、沢村賞(1回)最多勝(3回)、最多奪三振(4回)、最優秀防御率(2回)と圧巻のパフォーマンスで西武のエースとしてチームを支えた。
その後、海を渡りメジャーに挑戦、日本に帰国後はソフトバンク、中日と渡り歩いたが、最後は西武で現役生活に終わりを告げた。縁ある球団とあって、チーム再建に白羽の矢が立てられる可能性も浮上しそうだ。
ほかにも2017年から6シーズンチームの指揮を執り、18年、19年リーグ連覇を成し遂げた辻発彦氏の手腕も高く評価されている。選手の目線にあわせた指導には定評があることから、若手育成が急務とされる中で、再登板なるかも注目となる。
ただいずれにせよ、今季の西武の戦いでは明らかな課題も露呈している。チーム打率「.208」、50本塁打はリーグワースト。チーム再建には補強含め、フロントのバックアップも不可欠。厳しい道のりとなることは予想される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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