開幕から1か月半、危機的状況の西武で緊急トレードの可能性は? 球界OBから注目される「右の大砲」の存在

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 今回名前が挙がったビシエドといえば、昨季は自己ワーストの6本塁打に終わったが、かつては首位打者、最多安打(ともに2018年)のタイトルを獲得したこともある。

 立浪監督体制となって出場機会を減らし、特に今季は巨人から中田翔が移籍したこともあり、「一塁を守る強打者」とポイントが丸かぶりしたことで開幕1軍は逃したが、現在はウエスタンリーグで26試合に出場し、打率「・300」、3本塁打(10日現在)と結果を残している。

 ビシエドに関しては今季で日本球界9年目と日本野球に慣れているメリットも大きいとされる。

「日本の環境だとか やはりやっている人じゃないと。慣れるまでに時間もかかるし」(高木氏)と特にシーズン途中の補強においては〝即戦力〟となれる人材が求められるとした。

 動画内では他球団の補強ポイント、中日の捕手、広島の打線の底上げで求められる人材などについても触れている。

 開幕から1か月半が経過、各球団補強ポイントが明確になりつつある。ここから夏場のトレード締め切り期限までが各球団編成の腕の見せどころとも言われている中で、高木氏は「目玉はビシエド」として、今後も注視していく姿勢を示した。

 今後もペナントの熱い戦いと共に水面下の各球団の動きにも注目が高まりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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