ウィリアムズ サージェント解雇の背景に「アメリカアレルギー」も影響?過去の歴史が示すものとは【F1】

タグ: , , 2024/8/31

 ただ、アメリカ人のF1ドライバーはなかなか根付かない。2000年以降はサージェント以外に15年のアレクサンダー・ロッシ(マノー)、06~07年のスコット・スピード(トロロッソ)しか戦っていないのだ。ちなみに30年前にF1で入賞したのはマクラーレンでデビューしたマイケル・アンドレッティでこちらも1シーズンでお役御免となった。

 アンドレッティは引退後にもF1の世界から総スカンを食らった。米インディカーなどでオーナーチーム「アンドレッティオートスポーツ」を手掛け、11番目のF1チームとして米ブランド「キャディラック」との提携でシリーズ参入を仕掛けたが、分配金が減ることを嫌がった既存チームの承認を得られず、F1プロジェクトは水泡に帰した。

 F1運営会社のオーナー企業でもあるリバティメディアは米国のメディアグループ。1国1開催が原則ながらアメリカGP、マイアミGP、ラスベガスGPと米国内で3グランプリを実現させたほか、レース前のセレモニーなどにショート要素を採り入れて新たなウエーブを巻き起こした。

 現場世界には「アメリカアレルギー」がどこかにあるのかもしれない。F1で3シーズン以上戦ったアメリカ人のは1980年代を中心にに計143戦にエントリーしたエディー・チーバーが最後。サージェントもご多分に漏れなかった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]






【関連記事】「軽々しく決定できるものではないが…」F1ウィリアムズがサージェント解雇を決断!後任はコラピント「夢がかなった」

【関連記事】F1ストーブリーグの見通し 来季のキックザウバーには「ボッタスの経験値が必要」との声も

【関連記事】なぜ角田裕毅は“罵倒”しなくなったのか? 本人が明かした飛躍のワケ「自分は無線の使い方を学んだんだ」

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム