開会式で結婚指輪を紛失? 前代未聞の事態は当代随一のロマンチストが引き起こす【パリ五輪】
タンベリが出場する走り高跳びは8月10日に行われる(C)Getty Images
前代未聞の開会式には、前代未聞の事態が起こる。
そんなことを思わせたのがイタリア代表の旗手、ジャンマルコ・タンベリだ。
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従来の陸上競技場ではなく、セーヌ川の船上をパレードする形で各国選手団が行進した、今回のパリ五輪開会式。タンベリは勢いよく母国の国旗を振っているうちに、あろうことか自身の結婚指輪を川の中に落としてしまったのだ。
タンベリは自身のInstagramで経緯を説明。「ごめんなさい、愛する人よ、本当にごめんなさい」で始まる長文には「雨が降りすぎたせいか、ここ数か月で体重が落ちたせいか、それとも抑えの効かない熱意のせいか。恐らくその全てのせいで指輪が飛んでいくのが見えた」と言い訳せずに釈明している。
妻に対しては謝罪の言葉を綴る中、「もし本当に失わなければならないのなら、これ以上の場所はないと思う。それは『愛の街』の川底に永遠に残るだろう」「望むならあなたの指輪も川に投げ込もう。そうすれば2つの指輪は一緒にいられるし、あなたともう一度結婚する理由にもなる」と呼びかけた。そして、「さらに大きな金を持って帰国できる良い前兆となりますように!」と結んでいる。
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