“黄金世代”ついに揃い踏みの「DIOインプラントLAオープン」 渋野日向子は「レベルの高いゴルフが必要」と意気込み
渋野(写真)や畑岡らが「DIOインプラントLAオープン」に挑む。(C)Getty Images
「DIOインプラントLAオープン」は南カリフォルニアの“隠れた宝石”と呼ばれる、1924年にオープンした歴史あるゴルフ場が会場だ。サンタモニカ湾を見下ろす広大な公園の真ん中にあり、複数のホールから海の景色を眺めることができる。海風、アップダウン、クリーク、丘陵など自然を活かしたハザードのほか、小さなグリーン、広いバンカー、そして狭いフェアウェイが、選手に戦略的なプレーを要求する。
昨年の同大会でツアー6勝目を挙げ大会連覇に挑む畑岡奈紗、スイング改造で躍進が期待される渋野日向子、ルーキーシーズン2戦目に挑む勝みなみ、と黄金世代が今回ついに揃い踏み!さらに古江彩佳、笹生優花、西村優菜と注目選手もずらりと揃う今大会の参加選手から本人の声が届いた。
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畑岡奈紗
ーー久しぶりのアメリカ本土での試合です。
「1週間前にここに来て、色々と調整して時差ボケもだんだん治ってきましたが、コースがカルフォルニア特有のポアナ芝でグリーン上が難しいなと思います」
ーーアンジュレーションもフェアウェイにあったり、セカンドでグリーンが見えない方でもいくつかありそうですが、どのあたりがキーポイントになりそうですか?
「フェアウェイのアンジュレーションもあるので、まずはティーショットをしっかりフェアウェイに置くことですかね。傾斜が右から左にきていたら、ドローで打っちゃうとフェアウェイに落ちても、ラフまで落ちてしまうところがあると思うのでそこら辺を気をつけて。距離的にはところどころ長いところもありますが、グリーンも小さいので短いところでしっかりチャンスにつけていけるようにしたいです」
ーーシンガポール、タイの後は少し時間が空きましたが、どのように過ごしていましたか?
「日本でいろいろ調整していました」
ーーどのあたりを準備してきましたか?
「1回パッティングのレッスンに行って、アドレスで自分で思っているよりもちょっとかぶって構えているところがあったので、そこら辺の修正です」
ーー今週はどんなプレーがしたいですか?
「コースは(昨年と)違いますが、一応ディフェンディングチャンピオンなので大会を盛り上げられるようにというのはあります。ただ、すごく難しいコースなので(スコアを)1日3つずつぐらいを伸ばせるように目標にしていきたいと思います」
古江彩佳
ーー先週は優勝争いにも加わり、すごく良いゴルフをしていましたが、今週に入って感覚はいかがですか?
「2日間は先週のコースの感覚が残っていて結構合わせるのが大変だったんですけど、今は3回目のラウンドをしたところなので、感覚はだいぶ戻ってきたかなと思います」
ーー先週のコースとはガラッと変わってアップダウンもかなりあると思いますが、印象はどうですか?
「本当にアップダウンがたくさんあってポアナ芝もたくさんあるので、グリーン周りはすごく難しそうだなと思います」
ーー体力勝負にもなりそうなコースですが、コンディションはどうですか?
「今はだいぶ戻っているので、自分が打つ時だけとか集中してできたらなと思います」
ーー先週と比べると“伸ばし合い”というよりは“堪える”のかなと思いますが、どのあたりがキーポイントになると思いますか?
「いかにパーセーブできるかだと思うので、しっかりフェアウェイオンだったりグリーンオンをしていければ、スコアメイクもしやすいのかなと思っています」
ーー今週に向けて意気込みをお願いします。
「今週もしっかり集中して自分らしく。あとアップダウンが激しいのでそれにも対応していけるように頑張りたいなと思います」
笹生優花
ーーコースの印象はどうですか?
「グリーンも小さいですし難しいと思います。風も強く吹いたらさらに難しくなりそうです」
ーーアンジュレーションもありそうですが、今週はどのあたりがキーポイントになってくると感じますか?
「ティーショットじゃないかなと思います」
ーー先週いい感じで振れていたように見えましたが、今週に入ってどうですか?
「まぁまぁです」
ーー日本(での試合)も入れて3週連続ですが、体力的にどうでしょうか?
「元気です」
ーー今週はどんな形でプレーしたいですか?
「やることをしっかりやって、楽しんでゴルフができればと思います」