最強国の座を懸けていざ出陣!女子ゴルフ国別対抗戦「ハンファ・ライフプラス・インターナショナル・クラウン」への日本代表の意気込みをお届け
(左から)畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子/GettyImages
LPGA主催で2014年に始まった女子ゴルフの世界一を決める国・地域別対抗戦。隔年で開催されてきたが、コロナ禍により2018年以来開催されておらず、5年ぶり4回目の開催となる。
今回の出場チームは、昨年11月の世界ランキングにより、アメリカ、韓国、日本、スウェーデン、イングランド、タイ、オーストラリア、中国の8か国に決定。出場選手は、今年4月3日付の世界ランキングをもとに各国4選手に出場権が与えられ、日本は畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子が出場する。
【写真】「虎柄の大胆衣装」や「プリンセスコーデ」に「私服姿」も!世界を魅了するアリーナ・ザギトワの厳選フォトをお届け!
試合形式は、マッチプレーによるチーム戦。初日から第3日までの予選は、プールAとプールBに4か国ずつ分かれ、各プール内で1チーム2人のフォアボール(2人が各自のボールを打ち、1ホールごとにチームでいい方のスコアで競う試合形式)で総当たり戦を行ない、勝ち点(勝利1点、引き分け0・5点)を争う。3日間の成績により各プール上位2か国が最終日午前に行なわれる準決勝に進出。準決勝は「プールA1位×プールB2位」のようにカードを組み、各チーム2人がシングルス、2人がフォアサム(2人が一つのボールを交互に打ち、1ホールごとに競う試合形式)で相手国と対戦する。そして、勝者は同日午後の決勝に、敗者は3位決定戦に進み、準決勝と同じ試合形式により順位を決める。
世界一を目指して戦う団体戦はギャラリーの応援も華やかで、まさに“女子ゴルフの祭典”。過去3大会の優勝は、第1回大会から順にスペイン、アメリカ、韓国。これまで全大会に出場している日本は、今大会で初優勝を遂げられるのか。注目の4選手から意気込みが届いた。
Q.初戦のペアリングについて意図のようなものがあったら教えてください。
畑岡「攻めとしっかり安定していく2人が組んだ方がいいかなっていうところで、みんなで話し合って決めました。いつもすごく安定感がある印象の彩佳ちゃんと飛ばし屋の優花ちゃんのペアは、すごく楽しみな組になるんじゃないかなと思いますし、私は日向子ちゃんと一緒に組ませてもらうんですけど、同級生コンビとして一緒に頑張りたいなと思います」
Q.ペアリングはどんなところを楽しみにしていますか?
渋野「お楽しみというか、自分が足を引っ張らないかめちゃくちゃ心配で、本当にもうやる前から申し訳ない感じなんですけど(笑)。自分もやっぱりできるだけ力になれるように、しっかり自分のプレーをできるように頑張りたいです」
Q.昨シーズンのマッチプレーは惜しくも準優勝でしたが、その経験がこの大会で生きて行くんじゃないかと思っているのですが、いかがでしょうか?
古江「今回はチームプレーなので自分だけのプレーでは勝ちきれないので。ちょっとは経験としては助けにはなると思うんですけど、チームとして頑張れるように一緒に考えながら頑張りたいと思います」