注目のメジャー前哨戦『マイヤーLPGAクラシック』 日本勢5選手の意気込みをお届け
マイヤーLPGAクラシックには、畑岡奈紗、古江彩佳、西村優菜、勝みなみ、野村敏京が参戦する(C)Getty Images
2014年にツアーに追加されてから同一コースで開催されている「マイヤーLPGAクラシック」。1929年に開場した歴史の長い距離のあるコースだが、各ホールとも見通しがよく、比較的フェアウェイも広いため、最後までアグレッシブに攻め続ける展開が予想される。また、硬い砲台グリーンや手前から奥に向かって傾斜のあるホールが多いため、確実にパーオンさせられるかがポイントとなる。
翌週に開催されるメジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に向けて弾みをつけたい選手たちにとっても大事な前哨戦となる本大会。日本勢からは畑岡奈紗、古江彩佳、西村優菜、勝みなみ、野村敏京が出場を予定。選手たちから生の声が届いた。
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畑岡奈紗
Q.1週間のオフがありましたがどのように過ごされましたか?
「オーランドに戻って、主にグリーン周りのショートゲームの練習をしていました」
Q.今週のコースはよく知っているかと思いますが、改めての印象はどうですか?
「グリーンがちょっとポアナ(芝)混じりっぽいので、バウンスしたりスピンが効いてすごく止まったりとかするので、そういったところの見分けがすごく大事だなと思います」
Q.先日まで課題はパッティングと話されていましたが、その辺はどうですか?
「コーチに見ていただいて全然違う打ち方になった感じです。まだ慣れていないところもありますが、転がりが良くなってるので、思い切っていきたいなと思います」
Q.今週はパー5も多くて伸ばし合いになりそうですが、どのあたりがキーポイントになりそうですか?
「毎年20アンダー近くが優勝スコアになるので、1日5個ずつぐらい伸ばしていく感じじゃないと、なかなか上位に食い込めない場所というイメージです。パー5でも短いところもありますので、そういうところでちゃんとチャンスを作って、リズムを整えていかないといけないなと思います」
Q.メジャーの前哨戦ですが、どんな形でプレーしたいですか?
「今週はラフに行ったときのディスタンスコントロールやスピンコントロールなどを意識してプレーできたらいいなと思います」
古江彩佳
Q.今週で4連戦目となりますが体調はどうですか?
「月曜日をうまくオフにするようにして、体力面は考えながらやっているので、今のところ大丈夫です」
Q.去年はこのコースで最終日のスコアが64とナイスなラウンドでしたが、改めて帰ってみて印象はどうですか?
「“あぁ、このホールか”という感じで思い出したりしますね。でも、グリーンはすごくきれいですが早いなという印象です」
Q.今週はパー5も多くて、スコアの伸ばし合いになりそうな印象ですが、ご自身としてはどうですか?
「短いパー5などではしっかりバーディーを取りつつ、難しいホールもいくつかあるので、そういうところはしっかり耐えながら頑張りたいと思います」
Q.グリーンも大きかったり小さかったり、緑も結構伸びているかなというふうに見えますが、どのあたりがキーポイントになりますか?
「グリーン周りも砲台だったりすることが多くて、落としどころもすごく大事になってくるかと思うので、しっかり同じ面にショットで乗せて。ピンを狙うショットで取りきれればいいなと思います」
Q.メジャーの前哨戦ですが、意気込みをお願いします。
「そんなに気を張ることもなく、しっかり自分らしくいつも通りに。集中してできればいいなと思います」